出産、私の場合(2)~ハラキリは辛い~
『帝王切開って麻酔があるから陣痛に比べたら痛くないでしょ?!』
と思ってる人がいるとしたら...

それは大きな間違いですっ!

ま、確かに手術中は麻酔が効いてるから、痛くも痒くもありませんよ。
でもね、“麻酔は切れるもの”なんっすから...その後が、

じごく

なんですっ!!


過去の記事では『フィンランドでの出産って羨ましい~』
って思ってもらえるようなイイ事ばっかり書いているけど...







「フィンランドの産婦人科は恐ろしくスパルタだった!」


《スパルタその①》

まだ術後30分も経っていない時の事。
病室に運ばれる前の特別治療室にナースがやって来た。
私の両手は鎮痛剤だの栄養剤だのと何本もの点滴で繋がれていて、意識も朦朧と
しているし、下半身も麻酔がまだ効いていて動かない。
なのにいきなりそのナースは出来たてホヤホヤの娘を私の胸の上にポンと置いて、

「はい、おっぱい あげてね~!」
と微笑む。
「えぇぇぇぇ~???ぼ、母乳ですかぁ???私、身動きできませんけど~?!」
「出産後、一番最初に出るおっぱいは赤ちゃんにとって大切なのよ。」


《スパルタその②》

出産翌日。
どうやら手術での出血量が多かったらしく、たっぷり輸血される事になった。
腕に繋がってる管がまた1本増えた...(泣)
そして術後まだ24時間も経たない頃、またナースがやって来て、いきなり導尿の
管をはずし始めた。

『げっ、トイレ行きたくなったらどうすんの?大人用オムツでもつけてくれるのか?』
と言う疑問もあっけなく消え去り、

「さぁ、おトイレまで歩く練習しましょうね!」

||||( ̄○ ̄;)||||||


はい。まずはベッドから起き上がるのに、軽く10分はかかりましたよ。
ナースの首にしがみつきながら、傷口の激痛に耐えながら、やっとの思いです。
えぇ、歩きましたよ。しかもトイレは病室の外!


はるか遠い旅でした...orz

その時の痛みなんて、もう言葉では表現できません。
トイレの中では泣きました。
腹筋が入らないのに、立ったり座ったり出来る訳ないじゃないかっ!鬼!悪魔!
内臓が傷口から飛び出るのでは?と不安になりました。


《スパルタその③》

出産翌々日。
また悪魔、ナースがやって来た。
今日は一体、どんな痛みの洗礼を受けるのかと思うと冷や汗が出る。

「さぁ、今日はシャワーを浴びましょう!」
「えぇぇーーー!!!???まだ貧血も痛みも辛いんですけどー。」
「傷口に張ってあるテープをはずさなきゃいけないしね。」

\(◎∠◎)/オーッ ビックリデース


えぇ、浴びましたよ、シャワー。壁に手をつき、身体を支えながら...
テープもバリバリはがされました。
それに、身体曲げるとお腹痛いんですよ。
パンツ履くのが至難の業でした。

とまぁ、病院では手荒い(?)扱いを受けましたが、全ては

回復を早める為のリハビリ

なんだそうです。(悶)
でも、ここはわたくしニッポン人。異国で、

ヘタレ

と思われたくないんですよね。
だから耐えました。
どんなに疲れてても、どんなにお腹が痛くても、ひたすら色んな事に頑張りましたよ。
だって娘は常に私のそばにいますからね...

こうして出産6日目にして無事退院する事ができました。
なんとか傷口から内臓が飛び出る事もなく...(笑)

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        ↑ハラキリ数分前。
        雰囲気がやたら明るい手術室。
        ラジオからロックが流れてました。
        (写真撮影は旦那様。手術も立ち会いました。)
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by joulupulla | 2005-12-14 19:23 | Lastenhoito 育児
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