昨日、バスの中で起こったこと。
フィンランドのバスは前乗りで、中央と後方に、降りるドアがあります。
実は、この「後方のドア」が、ちょいと危険でしてね。
運転手からは死角になるので、もたもたしてると、あやうくドアに
挟まれそうになることがあります。

昨日は、小学生の男の子が降りる際、外の雪のかさとバスの間に、
ブーツの足が挟まれてしまい、立ち往生。

でも、それに気づかない運転手が、ドアを閉めようとしたので、
少年は、ドアに挟まれそうになり、車内に倒れこむ・・・

ちょうど、後方座席には、ロン毛、鼻ピアス、こわもてのヘビメタ軍団
座っておりましてね。
その兄ちゃんたちの1人が、すくっと立ち上がり、

「バスはまだ発車しないで!」

と、運転手に叫び、

「俺がブーツ取ってやるから、まずはブーツを脱ぎ、君はバスの中に居て!」

・・・と、半ベソをかいてる少年を助けてくれました。


カッコエエわ~~~(♥_♥)


いや~。
人間は、見た目で判断しちゃ、ダメっすね~。(^^ゞ



さてさて、次に乗り換えたバスの中にて。

タンペレのバスは、狭い通路の両側に2人がけの座席があり、
日本でいう、観光バス仕様なんですが・・・

足元がおぼつかないバァちゃんが乗ってきて、
空いてる席までたどり着かない間に、バスが発車。

もちろん、バァちゃんは通路でよろけ、後ろに倒れそうになる。

すると、通路の右側に座っている女性と、左側に座っている男性が、
絶妙なタイミングで、それぞれの片腕を出し、バァちゃんの背中側に
見事な、一本のガードができたので、バァちゃんは倒れずに済んだっ!

(両側から閉まった「踏み切り」を想像してください・・・(笑))


で、バァちゃん、

「スミマセンネ~ありがとう!」

と、気を取り直して歩き始めたら、再度、バスが揺れる。

しかしまた、その踏み切りコンビは、慣れたタイミングで片腕を伸ばす。

バァちゃん、またもやセーフっ!

「2回目もスミマセンね~ありがとう!」

(笑)


バスの中などの公共の場所は、社会や人間模様の縮図。

お年寄りを敬い、子供は社会全体で守る。


これ、フィンランド社会の良いところ、といつも感じます。

他人に親切にすること、手を貸すことも、スマートに、かつ
ためらわずに行動してくれるフィンランド人は多いのですよね~。
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by joulupulla | 2013-02-13 01:10 | Ihmiset 人びと
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